海外旅行よりも国内旅行?今こそ“自分の国を旅する”魅力に気づこう

こんにちは、かずです。
「海外旅行に行ってみたいな…」そう思ったことのある方は多いと思います。
異国の文化に触れ、美しい景色に感動し、日常を離れてリフレッシュする──それは旅の大きな魅力ですよね。
でも、それって本当に海外でしか味わえないことでしょうか?
旅を重ねるなかで僕が実感したのは、「国内旅行って、思っていた以上にすごい」ということです。
日本には、まだ知らない魅力的な場所が本当にたくさんあって、たとえ一生かけてもすべてを巡るのは難しいかもしれません。
だったらまずは、自分の国の素晴らしさを知ってみませんか?
この記事では、“国内旅行”に焦点を当てて、その魅力をじっくり掘り下げていきます。
海外旅行も最高

もちろん、海外にはたくさんの魅力があります。
- 触れたことのない文化との出会い
- 圧倒的なスケールの景色
- 日本では味わえない食体験
- 広大な大地や荒々しい山々など、日本にはない自然の魅力
ただその一方で、実際に行ってみると意外とストレスを感じる場面も少なくありません。
- 言葉が通じない不安
- 衛生環境の違い
- 食事が合わず体調を崩すことも
- 長時間の移動による疲れ
たとえば、かつて「日本語が通じる」と言われていたハワイ。
実際に行ってみると、日本語はほとんど通じず、英語でのやりとりが必要になる場面が多くありました。
慣れない英語で必死に伝えようとしたあの経験も、今では良い思い出です(笑)
国内旅行は快適で感動もある

1. 食事の満足度が高い
国内旅行の楽しみといえば、やっぱり“食”ですよね。
地域ごとに個性豊かな郷土料理や、新鮮な海の幸・山の恵みを堪能できます。
さらに、日本ならではの「安心して食べられる」クオリティの高さも大きな魅力。
初めての土地でも、不安なくおいしいものに出会えるのは、国内旅行ならではの強みです。
2. 清潔で、安心・安全
宿や電車、バス、そして公衆トイレに至るまで、日本の清潔さは世界でもトップクラス。
旅行中に「ここ、ちょっと汚いな…」と感じる場面は少ないと感じます。
また、旅館やホテルのおもてなしの心配りも日本ならでは。
過剰すぎないけど、ちゃんと気づいてくれている——そんな接客が、旅をもっと快適にしてくれます。
3. まだ知らない場所がたくさんある
北は北海道、南は沖縄まで。四季折々の風景や、それぞれの土地に根ざした文化、人との出会い。
日本には、思っている以上に“まだ見ぬ場所”がたくさんあります。
「こんな場所があったんだ」と驚かされることもしばしば。
地元の魅力を再発見する旅も、国内だからこそ気軽に楽しめるのがいいところです。
国内旅行は「お金の使い方」の練習にもなる
旅で満足度を高めるには、「どこに、どれだけお金をかけるか」の判断がとても重要ですが、それって実は意外と難しいものです。
たとえば海外旅行では、移動費や保険、両替手数料など、“旅を始めるだけ”でお金がかかります。さらに、文化や言語の違いもあって、「お金をかけたのに期待外れだった」と感じるリスクもあります。
一方で国内旅行は、環境も言語も同じなので、想定外の出費が少ないぶん、「宿にちょっと贅沢を」「食事に少しだけ上乗せ」といった“質を上げるためのお金の使い方”に集中できます。
たとえば…
- 1泊あたりの予算は同じでも、立地より眺望を優先してみる
- 高級宿を選ぶ代わりに、移動を電車にして費用調整する
- 朝食をつけずに、地元で人気のカフェに行ってみる
こうした試行錯誤がしやすく、その結果も自分の中で比較しやすいのが「国内旅行」の強みです。
満足度とコストの関係を肌感覚で学ぶには、日本の旅行がいちばんわかりやすいと思います。
海外と国内、どっちも価値がある
海外には刺激や非日常があり、国内には安心感と奥深さがあります。
どちらが上かではなく、どちらにも旅する意味と価値がある──その視点を持つことが、旅をより豊かにしてくれます。
そして私が実感しているのは、
海外に出る前に、自分の国を知っておくことの大切さです。
「これは日本にはない文化だな」「日本のあの風景に似ているな」
そんな気づきが、旅の感度をぐっと高めてくれる。
そのためにも、まずは日本という国を、自分の目で見て、感じてみてほしいんです。
自分の国を旅することは、自分を知ること
国内旅行は、「近いから」「気軽だから」だけじゃなく、“知らなかった日本”を発見する旅であり、その中で自分自身の好みや価値観にも出会える時間です。
静岡県ばかり旅行している僕が言うのも変ですが、まだ行ったことのない地域に、一歩踏み出してみませんか?
感動や驚きは、思っているよりすぐそばにあるかもしれません。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!