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【初心者向け】旅Vlogにおすすめのマイクは?ワイヤレス vs ショットガン徹底比較

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こんにちは、かずです。

今回は Vlogで意外と見落としがちな“音の収録” について、一緒に考えていきましょう。

Vlogで映像がどれだけ綺麗でも、声がこもっていたり、周りの音がうるさい・ノイズが多いなどで映像に集中できないと「見づらい動画」になってしまいます。

逆に、音が鮮明なだけで一気に映像に引き込まれます。

カメラマイクには大きく分けて2つあります。

  • 口元に近いワイヤレス型
  • カメラ直付けのショットガン型

今回は、僕が実際に旅Vlogで使っている Sony ECM-M1(ショットガンマイク)DJI Mic 2(ワイヤレスマイク) を例に、それぞれの特徴や使い分け、さらに最新モデルのおすすめも交えて紹介します。

ワイヤレスマイクの特徴(DJI MicシリーズやLARK Max2)

ワイヤレスマイクとは?

ワイヤレスマイクというと、Vlogを始めたばかりの方は「カメラに付けるマイク」と混同してしまうこともあるかもしれません。

ここでいうワイヤレスマイクとは、テレビ番組などでアナウンサーが胸元に付けているような小型のピンマイク型のことです。

カメラとは無線でつながるため、マイク自体は口元に近い位置に取り付けるのが特徴です。

メリット

実際に使ってみて感じる一番の強みは、やはり声のクリアさと音量の安定感です。

カメラからどれだけ距離があっても、声の大きさや質感がほとんど変わりません。

街中や観光地での自撮りトークでも、編集のときに「声が小さすぎて使えない…」なんてことがまずないのは本当に安心です。

もうひとつ助かるのが、外でもノイズに強いこと。

専用の風防を付ければ、風が強い日でも声がしっかり残ります。

デメリット

もちろん万能ではありません。

毎回マイクを服に取り付ける必要があるので、ちょっとした手間はありますし、服の素材によっては目立ってしまったり、擦れるノイズが入ってしまうこともあります。

それから、環境音を一緒に録るのは苦手です。

例えば、川のせせらぎや街のざわめきも含めて「旅の雰囲気」をそのまま残したいときには、口元の声ばかりが強調されてしまい、周囲の音は小さくなってしまいます。逆に言えば指向性が良いとも捉えられます。

実体験レビュー(DJI Mic 2)

僕が使っているのは「DJI Mic 2」です。
Osmo Pocket3 のクリエイターコンボを購入したときに付属していたので、そのまま使い始めました。

まず感じたのは使いやすさです。

最初にペアリングを済ませておけば、電源を入れるだけで自動で認識され収録が可能です。旅先では「機材の手間をいかに減らすか」が大事なので、このシームレスさは本当にありがたかったです。

ただし——。

音質に関しては少しこもり気味で、「最高にクリアか?」と言われると正直疑問が残ります。編集段階でEQをいじって声の抜け感を調整したこともありました。

今から買うなら、僕は DJI Mic Mini か Mic 3 をおすすめします。

スペック表上はMic MiniとMic 2はほぼ同等ですが、実際に聴き比べるとMiniの方が明らかにクリア。しかも価格も抑えめで、コスパはかなり優秀です。

そして最新の DJI Mic 3
これはMic 2とMiniの「いいとこ取り」をしたような製品で、レビューでもかなり高評価。
残念なのは ラベリアマイク(ピンマイク)が使えない点ですが、使い勝手は相当進化しています。

ただしお値段もかなり高め…。僕自身「欲しいけどちょっと手が出ない」というのが本音です(笑)。

ちなみに、DJI以外なら LARK Max 2 も候補に入ります。
音質面ではこちらに軍配が上がるとも言われていて、「声のクリアさ重視」なら検討する価値ありです。

ショットガンマイクの特徴(Sony ECM-M1)

ショットガンマイクとは?(ECM-M1)

こちらはあまり目にしたことがないかもしれませんが、カメラの上部に直接取り付けるタイプのマイクです。

僕が使っているのは Sony の ECM-M1。見た目もコンパクトで軽く、旅行のお供にぴったりのマイクです。

メリット

一番のメリットは、とにかく手軽なこと。

カメラにカチッと取り付けるだけで、もう準備完了。電源もカメラから供給されているので、充電を忘れたなんて心配も必要ありません。

ワイヤレスマイクのように「服に付ける」だとか「電源を入れてペアリング」なんて工程がないので、旅先でサッと撮りたいときに重宝します。

それからもうひとつの強みは、声だけでなく環境音も一緒に収録できること。
街のざわめき、川のせせらぎ、鳥の声…。旅先の“空気感”まで残してくれるのはショットガンならではです。

デメリット

声を録るときにカメラと距離があると、どうしても声が小さくなります。

観光地で建物を背景に自撮りしたいときなんかは、「映像はいいのに声が遠い…」という残念な結果になることもあります。

また、環境音を拾える反面、環境ノイズも拾ってしまうのも弱点です。

人が多い観光地では周囲の雑音に負けてしまい、「声をクリアに残したい」という用途には正直厳しい場面もありました。

実体験レビュー(ECM-M1)

僕自身の感想としては、軽量で旅行用に最適
普段はリュックに入れっぱなしにしていて、撮影したくなったらすぐ装着できます。

特に気に入っているのは、8つの指向性を選べることです。

「周りの音全て」「自分の方向だけ」「自分の声+街の音」などバランスよく拾ってくれます。

もちろん、指向性に優れているとはいえ、周りがうるさい場所では「声だけをクリアに録る」のは難しいと感じました。

だからこそ「雰囲気を残したいときのマイク」という立ち位置で使っています。

旅Vlogでの使い分け

  • トーク主体(街歩きや自撮り) → ワイヤレスマイク
  • 風景+環境音重視 → ショットガンマイク

このように、シーンごとに両方を使い分けられるのが理想です。

ただ、最初の1本を選ぶなら「自分がどんな動画を撮りたいか」を基準にするのが一番失敗しません。

声をはっきり残したいならワイヤレス、旅の空気感を残したいならショットガン。ここを軸に考えればまず間違いないと思います。

…とはいえ、最終的にはきっと両方欲しくなるはずです(笑)。
僕もそうでしたが、どちらも旅Vlogには欠かせない存在。なので「散財してしまった…」なんて気にせず、むしろ楽しんで集めていきましょう。

まとめ

  • 音の印象は動画のクオリティを大きく左右する
  • 自分の旅スタイルに合ったマイクを選ぶことが大切
  • 両方揃えられたらベストだが、まずは 声重視ならワイヤレス、雰囲気重視ならショットガン から始めればOK

最初はどちらか1本で十分です。
でも気づいたら両方欲しくなっている…それがVlog機材の沼です(笑)。

大丈夫、仲間はみんな同じ道を通ってます。
自分の旅スタイルに合ったマイクを選んで、Vlogをもっと楽しんでいきましょう!

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

ABOUT ME
かずトリップ
かずトリップ
サラリーマンとして働く日々の合間に、カメラ片手に旅へ。
このブログでは、実際に訪れた宿や風景、愛用している旅アイテム、そして旅をもっと楽しむためのお金の工夫まで、リアルな体験をもとにお届けしています。
「旅に出たくなる」——そんな気持ちを呼び起こすような情報を、届けられたら嬉しいです。
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