動画編集にスクールは必要か？｜結論「いらないけど有用」

こんにちは、かずです。

動画編集を始めたいと思ったとき、まず頭に浮かぶのが「スクールに通った方がいいのかな？」という疑問ではないでしょうか。

僕も過去にスクールを受講した経験がありますが、今振り返ってみると結論はシンプルです。

スクールは有用ではあるけれど、必須ではない。むしろ独学で十分。

その理由を、実体験を交えてお話しします。

デジハリを選んだ本当の理由：Adobe CCの割引

僕が利用したのは「デジハリ・オンラインスクール」です。

After EffectsやPremiere Proを学べるカリキュラムがありましたが、実際に入学を決めた最大の理由はAdobe Creative Cloudを格安で使えるからでした。

当時、Adobeの旧コンプリートプラン（現：Creative Cloud Pro）は月額7,780円、年払いだと86,880円。

After EffectsやPremiere Proを使うにはこの全込みプランしか選べませんでした。

ところが、デジハリ・オンラインスクール経由なら 39,980円 で1年間利用できたのです。

半額以下でAdobe CCが使えるのは大きな魅力で、正直なところ「Adobeを安く使いたい」が本音で、スクール受講は“おまけ”でした。

Adobe CCの値上げとDaVinci Resolve移行

ただし現在は状況が変わっています。

以前は39,980円で使えたことを考えると、かなりの値上げです。
趣味や個人利用でこれを払い続けるのは、正直かなり負担が大きいと感じました。

そこでDaVinci Resolveに移行しました。無料版でも十分高機能で、カラーグレーディングも強力。PremiereやAfter Effectsに匹敵するクオリティで編集ができます。

実はFinal Cut Proも候補にありました。僕はMacユーザーなので、むしろ自然な選択肢でしたが、その時点では全くアップデートがなく、「このまま廃れるのでは？」という不安がありました。

さらに使ってみるとストレージを大量に消費して重くなる点も気になり、選びませんでした。

現在は更新頻度も改善しているようですが、DaVinci Resolveを選んで正解だったと思っています。

実際に役立ったのはYouTube

スクールで学んだことよりも、実際に一番役立ったのは YouTubeのチュートリアル動画 でした。

動画編集で必要なスキルは人によって違います。

動画編集ソフトの全機能を覚える必要はなく、「作りたい動画ができたときに検索して解決する」方が圧倒的に実用的でした。

• 「映画っぽい色味にしたい」
• 「テロップを自然に入れたい」
• 「音声をきれいに整えたい」

こうした課題は、YouTube動画を見ながら試せばすぐに解決できます。

体系的な知識よりも、この“実用スキル”の方が役立ちました。

じゃあスクールは意味がないのか？

そういうわけではありません。スクールには確かにメリットがあります。

こうした環境は、独学では得られない“学習コミュニティ”の価値です。将来的に仕事にしたい人や、強制的に勉強する環境が欲しい人にはスクールは有用だと思います。

ただし、趣味やVlogレベルなら独学で十分。わざわざスクールにお金をかける必要はありません。

結論

動画編集に正解はありません。

大切なのは、自分の「作りたい」を形にしていく過程そのものです。

まずはソフトを触って、調べながら一本動画を作ってみる。

きっとその中で「学び」と同時に「楽しさ」も見つかるはずです。

それではまた、次の記事でお会いしましょう！

かずトリップ

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サラリーマンとして働く日々の合間に、カメラ片手に旅へ。
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