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【型番でわかる!】ソニーのレンズ読み方講座|FE・G・GM・ZA・OSSの意味をやさしく解説

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こんにちは、かずです。

  • 「FE 20mm F1.8 G」
  • 「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS」

カメラレンズの多くは、商品名ではなく型番で表記されています。そのため、この文字列だけを見て、どんなレンズなのかを想像しなくてはなりません。

これはSONYに限った話ではなく、CanonやTAMRONなど、他のメーカーでも同様です。

最初に見たとき、「え、これどういう意味なの…?」と思った人は多いはずです。

でも大丈夫。この”文字のかたまり”は、慣れればレンズの性格を伝えるコードになります。

この記事では、レンズ型番の読み方から、焦点距離やF値の基本、そして実際のレンズを例に「どんな特徴を持つレンズか」まで解説します。

最後にはクイズもあるので、楽しみながら”型番を読める人”を目指しましょう!

各略号の意味を一覧で紹介

まずはこちらをご覧ください。
いきなり専門用語だらけに見えますが、何度か目にするうちにすぐ慣れます。
レンズ型番のアルファベットや記号には、すべて意味があります。

略号意味・解説
FEフルサイズ対応のEマウントレンズ。APS-C機でも使用可能。α7シリーズなどに最適。
EAPS-C用のEマウントレンズ。α6000シリーズなど向け。
PZPower Zoom(電動ズーム)。動画撮影やVlogでの滑らかなズーム操作に便利。ZV-E10などと相性◎。
OSSOptical SteadyShot(光学式手ブレ補正)。ボディ内手ブレ補正がないカメラで特に効果的。
Gソニー独自の高性能シリーズ。画質・描写力・サイズのバランスに優れた中上位モデル。
GMG Master。ソニーの最上位シリーズ。解像力・ボケ描写・AF性能すべてにおいて最高峰。
ZAZeiss Alpha(ツァイス共同開発モデル)。発色やコントラストに独特の味がある。
T*ツァイスのコーティング技術。逆光耐性とコントラストを高め、ヌケの良い描写を実現。
Macro接写対応。花・小物・料理などの撮影に最適。
DTAPS-C専用(旧αマウント時代の呼称)。Eマウント時代の“E”や“FE”に相当。
CFCompact Formの略で、軽量・小型設計(最近のモデルで見かけることも)。
PZ G /
G OSS
「Gシリーズ × 電動ズーム」や「Gシリーズ × 手ブレ補正」など、複合型番も存在。

レンズの型番は「レンズのプロフィール」

レンズ名には、実はたくさんの情報が詰まっています。

たとえばこちらの例👇
『Vario-Tessar T FE 16-35mm F4 ZA OSS*』

これを分解すると、こんな感じです。

表記意味
Vario-Tessar T*Zeiss(ツァイス)設計。T*は特殊コーティングで逆光に強い。
FEフルサイズ対応Eマウントレンズ。APS-Cでも使用可。
16-35mm焦点距離。広角ズームで風景撮影などに最適。
F4開放絞り値。明るさ控えめ・軽量タイプ。
ZAZeiss Alpha(ソニー×ツァイス共同開発モデル)。発色が特徴的。
OSS光学式手ブレ補正搭載。動画撮影や夜景で安定。

このように、型番を読めるようになると、スペック表を見なくても大まかなレンズの性格がわかるようになります。

焦点距離とF値とは?

レンズの“特徴”を決める最も基本で最も重要な2つの要素です。

焦点距離(例:16–35mm)

焦点距離は「どれくらい広く・どれくらい遠くを写せるか」を示す数字です。

  • 数字が小さいほど → 広く写せる(広角)
  • 数字が大きいほど → 遠くを大きく写せる(望遠)

焦点距離によって、得意な撮影ジャンルも変わります👇

焦点距離の目安向いている撮影特徴
16〜24mm前後風景・建築・Vlog広く写せる。迫力・臨場感を出しやすい
35〜70mm前後スナップ・ポートレート見たままの自然な画角。人物・日常に◎
85mm以上人物アップ・スポーツ・遠景背景を大きくボカせる。被写体を強調できる

F値(例:F1.8, F2.8, F4…)

F値は「レンズの明るさ(=絞りの開き具合)」を表す数字です。

  • 数字が小さいほど → 明るく、背景がよくボケる
  • 数字が大きいほど → 暗めだが、小型で軽く、価格も抑えめ
出典:Sony

同じ場所でも、F値が小さいレンズはシャッタースピードを稼げるため、暗所や夜景撮影にも強いです。

F値の目安特徴・向いている撮影
F1.4〜F2.0非常に明るく、ボケが大きい。夜景・ポートレート向き
F2.8〜F4明るさと携帯性のバランスが良い。旅行・Vlog向き
F4〜F6.3軽量・コンパクト・価格も手頃。日中の旅撮影に◎

型番から読み取る、レンズの性格実例集

ここからは、実際のソニーEマウントレンズを6本ピックアップ。
型番を読みながら「どんなレンズなのか」を一緒に見てみましょう!

レンズ名読み取りポイントタイプ主な特徴
FE 20mm F1.8 GFE=フルサイズ対応/20mm=広角/F1.8=明るい/G=高性能シリーズ単焦点(フルサイズ)広角・明るい・軽量・高描写。旅・Vlogにも人気。
FE 24-70mm F2.8 GM IIF2.8=明るい/GM=最上位グレード/II=第2世代モデルズーム(フルサイズ)標準ズーム・高解像・プロ向け。万能レンズの定番。
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSZA=Zeiss/OSS=手ブレ補正あり/F4=軽量バランス型ズーム(フルサイズ)広角ズーム・Zeissらしいコントラスト・安定描写。
E 11mm F1.8E=APS-C用/11mm=超広角/F1.8=ボケも楽しめる単焦点(APS-C)超広角・明るい・Vlog向き。ZV-E10などに好相性。
E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS70–350mm=望遠域/G=高品質/OSS=手ブレ補正搭載ズーム(APS-C)旅行・野鳥・運動会など遠くの被写体に強い。
FE 50mm F1.2 GM50mm=標準/F1.2=超明るい/GM=最上位グレード単焦点(フルサイズ)ポートレート特化。極上のボケと高解像を両立。

クイズで練習してみよう!

では今までの知識を活かしてクイズに挑戦しましょう!(回答はあくまでも僕の主観です)

Q
Q1. 「E 11mm F1.8」はどんな撮影に向いてる?

ズバリ、超広角・小型軽量の単焦点レンズです。

焦点距離は11mm
フルサイズ換算で約16.5mm相当になるので、超広角域の撮影が得意。
Vlog、建築物、星空、室内撮影など“広く見せたいシーン”にぴったりです。

F値は1.8と明るく、背景をぼかした表現も可能。
ZV-E10などAPS-C機との相性も抜群です。
ただし、フルサイズ機につけると自動で1.5倍クロップされる点には注意しましょう。

Q
Q2. 「FE 24-70mm F2.8 GM II」はどんな特徴?

いわゆる“万能ズーム”の王道レンズです。

焦点距離24–70mmは、広角から中望遠までカバーできる便利な範囲。
風景、人物、商品、旅行スナップまで何でもこなせます。

F値は2.8通しで、ズームしても明るさが変わらない設計。
夜間や室内でもノイズを抑えて撮影しやすいです。

さらにGM(G Master)シリーズなので、解像力・ボケ味・AF速度すべてが高水準。
第2世代(II)は軽量化とAF高速化も実現しており、プロやVloggerにも人気の一本です。

Q
Q3. 「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」は?

これはAPS-C用の超望遠ズームレンズ

焦点距離は70–350mmで、フルサイズ換算では約105–525mm相当
遠くの被写体を大きく引き寄せることができるため、野鳥・鉄道・スポーツ・旅先の風景などに最適です。

F値は可変式(F4.5–6.3)で、ズームに応じて明るさが変化。
ただし、Gシリーズらしく解像力は高く、OSS(光学式手ブレ補正)搭載で手持ちでも安定感があります。

Q
Q4. 「FE 50mm F1.2 GM」は?

ポートレート界のモンスター単焦点。

焦点距離50mmは人の目に近い自然な画角。
そこにF値1.2という超明るい開放値が加わり、被写体だけがふわっと浮き上がる極上のボケを作り出します。

GMシリーズらしいキレのある解像力と柔らかなボケ味が共存しており、「人物を印象的に撮りたい」人には理想的な一本。

大口径ながらAFも高速・静音で、動画撮影にも対応します。

まとめ|型番を読めれば、レンズ選びが楽しくなる

最初は記号のように見える型番も、意味を理解すれば“レンズの性格”がすぐにわかるようになります。

  • FE/E → センサーサイズ
  • 数字(焦点距離) → 写る範囲
  • F値 → 明るさとボケ量
  • G/GM/ZA → グレード
  • OSS → 手ブレ補正

これを覚えるだけで、スペック表を開かなくても、「このレンズ、旅Vlogに良さそう」「これはポートレート特化だな」と直感で判断できるようになります。

レンズの記号がよく分からない人はぜひ参考にしてください。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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かずトリップ
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サラリーマンとして働く日々の合間に、カメラ片手に旅へ。
このブログでは、実際に訪れた宿や風景、愛用している旅アイテム、そして旅をもっと楽しむためのお金の工夫まで、リアルな体験をもとにお届けしています。
「旅に出たくなる」——そんな気持ちを呼び起こすような情報を、届けられたら嬉しいです。
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