「旅行好き」だけど“旅行系クレジットカード”を選ばなかった理由

こんにちは、かずです。
僕は旅行が好きで、月に1本程度のペースで旅Vlogを撮影・投稿しています。
そんなライフスタイルから、こう言われることがあります。
「旅行好きなら、マイルが貯まるカード持ってる?」
「クレカ何枚か持って、旅用と生活用で分けてる?」
…でも、実際のところは違います。
僕が使っているのは、「三井住友カード ゴールド(NL)」1枚のみ。
旅系クレカは使っていませんし、ポイントのために複数枚持つこともしていません。
なぜ旅好きの僕が、あえて“旅特化”ではなく“日常使い重視”のNLゴールドを選んだのか。
今回は、そんな僕のリアルなクレカ選びの理由と価値観をお話しします。
「高還元」や「特典」よりも、“無理なく続けられるか”を重視
ポイント還元率が高いカード、マイルがザクザク貯まるカード、空港ラウンジが使い放題のカード…
クレカの広告や口コミを見ていると、つい「これお得そうだな」と思ってしまいますよね。
でも、僕はクレカ選びにこういう視点を持っています。
「80点取れれば十分。それよりも、生活にフィットしてることの方が大事」
高還元のカードに飛びつくと、
「このポイントもらうためにこのサービス使おう」
「この日までにこれ買っとかなきゃ」
と、本来必要のない支出まで増えてしまうことってありませんか?
特に、複数枚を管理しながらポイントの最適化を図るのは手間もストレスも大きい。
“カードに振り回される生活”をしたくなかったんです。
なぜNLゴールドを選んだのか?日常使いとの相性が抜群だったから

僕がNLゴールドを選んだ理由は、日常生活での使いやすさと、コスパにあります。旅行用というよりも、普段の支出をメインで考えたからです。
SBI証券との「クレカ積立」で最大1.0%還元
もともとSBI証券で積立投資をしていたので、NLゴールドとの組み合わせはかなり好相性。
クレカ積立に対応していて、投資額に応じて最大1.0%のVポイントが貯まります。
ポイントを追いかけるタイプではありませんが、普段の生活の延長で自然にポイントが貯まるのはやっぱり嬉しいところです。
住信SBIネット銀行との連携がスムーズ
住信SBIネット銀行も長年使っていて、ATM手数料や振込手数料が優遇される仕組みに助けられています。
SBI証券と住信SBI、そこにNLゴールドが加わることで、銀行・証券・クレカの連携が非常にスムーズに。資金移動や残高管理がしやすく、資産管理のストレスも減りました。
年間100万円利用で年会費が“実質無料”
NLゴールドの通常年会費は5,500円(税込)ですが、年間100万円以上の利用で永年無料になる特典があります。
月8〜9万円のペースであれば、生活費や固定費を集約するだけで十分クリアできるラインです。無理な出費をせずに、自然に達成できるのもポイントです。
シンプルなデザインと使いやすいアプリ
カード券面はナンバーレスなので防犯の面でも優れています。
また、専用アプリ「Vpass」も使いやすく、利用明細の確認やポイント管理も楽です。クレジットカードを1枚にすることで支出の管理も楽になります。
楽天カードは「楽天経済圏ユーザー」にとって最強
楽天カード:楽天経済圏にどっぷりなら「最強」
楽天市場、楽天モバイル、楽天証券などをメインで使っている人なら、楽天カードは本当に強いと思います。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用すれば、驚くほどのスピードでポイントが貯まっていきます。
一方で僕の場合は、楽天市場の利用は少なめ。スマホも他の格安SIMを使っており、楽天経済圏とはあまり縁のない生活スタイルなんです。
なので、楽天カードの魅力を“最大限に活かす”のは難しいと感じました。
ただし、今後SBI証券や住信SBIネット銀行のサービスに改悪があった場合には、選択肢として楽天カードへの移行も視野に入れています。クレカ選びはあくまで「今の生活スタイルに合っているか」なので。
NLゴールドの魅力は「シンプルさ」と「使いやすさ」
NLゴールドの良さは、ポイントの貯まり方・使い方が直感的でわかりやすいこと。
VポイントはSBI証券での投資にそのまま使えたり、コンビニなどの支払いにも使えたりと、ポイントの使い道で悩まないのが大きな魅力です。
「ポイントを意識しすぎず、日常の中で自然に貯まる」
「貯まったらすぐ使える」
これが、僕にとっては魅力的でした。
旅系カードに“憧れ”はある。けど…

ANAカードやJALカード、AMEXのプラチナやラグジュアリーカードなど──
旅好きなら一度は目にしたことがあるはずです。
✔ 空港ラウンジが無料
✔ 航空券でマイルが貯まる
✔ 高級ホテルの優待が受けられる
どれも「旅好きなら欲しくなる!」ような魅力が詰まっていますよね。
僕も、「いつか持ってみたいな」という気持ちはあります。
でも、今の自分の旅のスタイルでは、正直オーバースペック。
年に何度も飛行機に乗るわけではないし、そこまで高級ホテルに泊まる頻度もない。
年会費が1〜3万円かかるカードも多い中で、
「年会費の元が取れるのか?」
「年間利用金額の条件を満たせるか?」
というと、ちょっと厳しいなと感じています。
NLゴールド1枚持ちの“安心感”と“身軽さ”
いろんなカードを比較した結果、僕がNLゴールド1枚に絞った理由は、“旅”よりも“日常”を重視したからです。
カード管理がラク=無駄遣いが減る
複数のカードを持っていると、それぞれの引き落とし日や明細を管理する手間も増えていきます。
NLゴールドだけに絞れば、支出の全体像もつかみやすく、無駄な出費にも気づきやすいんですよね。
ポイント最適化に頭を使わなくていい
「この店はこのカード、あのサービスはあのカード」といった最適化ゲームに疲れるタイプなので、NLゴールドのシンプルな設計は本当に助かっています。
“勝手にポイントが貯まってる”くらいが、僕にはちょうどいい。
年会費も実質無料で、持ちやすい
100万円利用で年会費が永年無料になるというのも、精神的に大きいです。
「持っているだけで損になる」という不安がないから、気持ちもラク。
まとめ|“旅カード”じゃなくても、旅は楽しめる

もちろん、空港ラウンジ・マイル・ホテル優待などの“旅系カードの特典”に惹かれる気持ちは今もあります。
でも現時点では、「その年会費を払うほど自分が使いこなせるか?」というと、答えはNOでした。
僕はサラリーマンとして日常がベースにある中で、たまの旅を楽しむスタイルです。
そんな僕にとっては、NLゴールドの「ちょうど良さ」がベストでした。
と言っても、クレカ選びに“正解”はありません。
自分のライフスタイルやお金の使い方に合った1枚を選べば、旅も日常ももっと快適に、気持ちよく楽しめるようになります。
以上参考になれば幸いです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!