旅Vlog機材の最適解|α7C IIを選んだ理由と2台体制のこだわり

こんにちは、かずです。
今回は、「旅×撮影機材」というテーマで、僕自身がVlog撮影で使っている機材や、選び方を整理していきます。
旅をしながら撮影するには、「画質の良さ」「軽さ・機動力」「扱いやすさ」など、いろいろなバランスが必要です。
僕自身、ZV-E10 IIからα7C IIへ乗り換えたり、Osmo Pocket 3を併用するなど、試行錯誤しながらようやく自分に合った“今の最適解”にたどり着いた感覚があります。
この記事では、これからVlogを始めたい方にも参考になるように、機材選びのヒントも交えながらご紹介します。
旅Vlogはカメラ2台体制
現在は、「Sony α7C II」と「Osmo Pocket 3」の2台体制で撮影しています。
- Sony α7C II: 本格的な画質とレンズ交換の自由度が魅力。宿のルームツアーや風景撮影で主力。
- Osmo Pocket 3: 超小型ながらジンバル内蔵。移動中やサッと撮りたい場面で活躍。
2台の使い分けで、旅先での撮影がグッとスムーズになりました。
なぜZV-E10 IIからα7C IIに乗り換えたのか?
ZV-E10 IIも非常に優れたVlogカメラで、軽量・コンパクト・高画質と三拍子揃っています。ただなぜZV-E10 IIからα7C IIに乗り換えたのか?
最初に購入したのはZV-E10 IIでした。コンパクトなAPS-Cカメラで、初心者の僕にとっては扱いやすく、十分すぎるほど優秀なカメラでした。
ただ、使っていくうちに「いつかはフルサイズ」という憧れが大きくなっていきました。
そして調べる中で、フルサイズの性能面にどんどん引き込まれていきました。
特に以下のポイントが決め手でした
- 画質の向上・暗所性能のアップ
- 光学式手ブレ補正(IBIS)の搭載
- フルサイズでありながらコンパクトなボディ
α7C IIは、憧れのフルサイズでありながら旅に持っていけるサイズ感という理想的なカメラでした。
そして、ここからは“音”へのこだわりも加わってきました。
動画では映像と同じくらい、音が大事です。
ZV-E10 IIの内蔵マイクは非常に優秀でしたが、α7C IIでは外部マイクが必要だと感じ、ECM-M1を導入しました。コンパクトながら高性能で、Vlogスタイルにぴったりな万能なマイクです。
周辺機材も意外と大事
「動画なんだからカメラさえあれば大丈夫でしょう」と初めは思っていましたが、画質面の向上や音の重要性などを知っていくと、カメラ以外の周辺機器も大事だと気が付きました。
ただ、旅先では、できるだけ軽く・確実に撮影をこなすために、アクセサリー類も吟味しています。
- マイク: ECM-M1を使用(コンパクトかつ指向性切替可能)
- NDフィルター: 日中の明るい場所でも開放F値を活かすために必須
- バッテリー: 純正+大容量モバイルバッテリーで長時間運用
三脚は現在検討中ですが、安定した構図や映像表現の幅を広げたいと思っており、「持ち運びやすさ」と「安定性」を兼ね備えたモデルを探しているところです。
何だかんだ、荷物が増えるのは悩みですね。
大事なのは“機動力と画質のバランス”

すべてを高画質にしようとすると、機材が大きく・重くなり、旅がしんどくなります。
逆に、軽さを最優先にしすぎると、見返した時に「もう少し綺麗に撮りたかったな…」と後悔することも。
僕の中では、「人の目で見たときに心が動く画」を、無理なく撮れること。
これが、旅Vlogにおける理想のバランスです。
だからこそ、場面によって使い分けられる2台体制に行き着きました。
これから始める人におすすめの構成は?
これから動画撮影やVlogに挑戦してみたいという方には、最初からフルサイズカメラ(α7C II)を選ぶのもおすすめです。
もちろん、ZV-E10 IIやZV-1 IIのようなAPS-C機・コンパクト機は価格的にも手を出しやすく、軽量で扱いやすいというメリットがあります。
でももし、
- 写真や動画を趣味として長く続けたい
- YouTubeでの発信を本格的にやってみたい
という想いがあるなら、最初からフルサイズを選んでしまう方が、結果的に遠回りせずに済む可能性も高いです。
実際、僕も最初はAPS-Cから始めましたが、最終的にはフルサイズへのステップアップに出費がかかりました。
今では、「最初からα7C IIにしておけばよかった」と感じる場面も多々あります。
α7C IIはフルサイズでありながらコンパクトで、旅との相性も抜群。最初の出費は少し大きくても、後悔しない選択肢のひとつだと思います。
まとめ|旅を快適に、撮影も妥協せず
旅をしながらのVlog撮影は、思っている以上にタフです。 だからこそ、自分にとって「扱いやすい」「持ち出したくなる」機材を選ぶことが大切です。
僕自身、あれこれ試して今の機材体制に落ち着いていますが、これが「誰にでも正解」というわけではありません。
大切なのは、「自分がどんな旅をして、どんな映像を残したいか?」というイメージを持つこと。
そのイメージがあると、機材選びにも自然と“芯”が生まれてきます。
ぜひ、自分にとっての“最適解”を見つけて、快適で楽しいVlog旅を楽しんでくださいね!