フルサイズカメラにAPS-Cレンズをつけるメリット・デメリット3選|Vlogでの活用と注意点
こんにちは、かずです。
旅行やVlogで撮影をしていると、レンズの重さや大きさが気になることはありませんか?
特に旅行中は荷物を少しでも軽くしたいし、街歩きや観光地で大きなレンズを構えると取り回しに困ることもあります。
そんなときに意外と使えるのが APS-C用のレンズをフルサイズカメラに装着する方法 です。
「でもAPS-Cレンズってフルサイズに付けて大丈夫なの?」と不安に思う方も多いと思います。
結論から言うと使用できます。
ただし、いくつか注意点や制約もあるため、それを理解したうえで使うことが大切です。
この記事では、旅Vlogを撮る目線から メリット3つと注意点(デメリット)3つ を紹介します。
メリット3選
1. 軽量コンパクトで荷物を減らせる
APS-Cレンズは小型・軽量設計が多く、フルサイズレンズに比べると圧倒的に持ち運びがラクです。
例えばSonyの似たような画角のレンズを比べてみましょう。
完全に同じスペックの比較ではありませんが、APS-Cレンズは219g、フルサイズでは373gとその差は154g。
ちなみにiPhone 17の重さは約177gなので、ほぼスマホ1台分の差があります。
旅行では「観光地を1日歩き回る」「移動のたびにカメラを出し入れする」といったシーンが多いため、たった数百グラムの違いでも大きな快適さにつながります。
撮影においては「機材を持ち歩ける時間の長さ」=「撮影できるチャンスの多さ」に直結するので、この軽量さは大きなメリットです。
2. 価格が手頃で導入しやすい
フルサイズ用の高性能レンズ(Gレンズ以上)は10万円以下で買えるものが少なく、中には30万円を超えるモデルもあります。
一方、APS-Cレンズなら同じ画角でも10万円以下で手に入ることが多く、旅用に「もう1本追加したい」ときにとても導入しやすいのが魅力です。
- 「旅用に広角を1本足したい」
- 「ズームは持っているけど、単焦点も試してみたい」
そんなとき、APS-Cレンズは頼れる選択肢になります。
3. 動画では画質差が目立ちにくい
写真では拡大表示したときにフルサイズとの違いが出ることがあります。
しかし動画の場合、YouTubeにアップするとFHDや4Kでも圧縮がかかるため、実際の画質差はほとんど気になりません。
特にSonyのGレンズクラス以上であれば、色やシャープさも十分です。
「旅VlogならAPS-Cでも問題なし」と思える場面が多く、むしろ軽さと価格のメリットが際立ちます。
注意点(デメリット)
1. クロップ対応機種でないとケラレが出る
Sonyフルサイズ機にAPS-Cレンズを付けると、自動で「APS-C/Super35mmモード」に切り替わります。(他メーカーでも同様のようです。)
ただしFX3やα7S IIIなど一部の低画素機は非対応で、四隅が黒く欠ける「ケラレ」が出てしまいます。
ケラレを「シネマっぽい縁取り」として逆に活かすこともできますが、通常のVlogでは避けたいポイントです。
購入前に自分のカメラがAPS-Cモードに対応しているか確認しておくと安心です。
2. 画角が1.5倍になる
APS-Cレンズはフルサイズ換算で焦点距離が1.5倍になります。
たとえば16mmレンズを使っても実際には24mm相当。
- 「自撮りで背景を広く入れたい」
- 「壮大な景色をワイドに撮りたい」
こうした場面ではやや狭く感じるかもしれません。
Vlog撮影では広角の重要性が高いので、この特性は理解しておきましょう。
3. ボケ量が減る
APS-Cで使うとF値も1.5倍換算となり、F4レンズは実質F6程度のボケ感になります。
そのため、フルサイズの醍醐味である「大きなボケを活かした映像」は作りにくくなります。
Vlogでは「背景をぼかして自分に視線を集める」シーンも多いので、ここはフルサイズレンズの方に分があります。
ただし、F値が大きくなるので被写界深度が深くなる(全体にピントが合う)ので、街歩きや風景撮影のように「パンフォーカスで全体を見せたい」シーンでは、この特性が逆に扱いやすいと感じることもあります。
まとめ
APS-Cレンズは 軽くて安く、旅Vlogに必要な画質を十分に確保できる のが大きな魅力です。
一方で、画角の変化やボケ感の減少といった特性には注意が必要です。
- 気軽さや持ち運びやすさを重視したい旅 → APS-Cレンズ
- 作品性や表現力を追求したい旅 → フルサイズレンズ
そんな使い分けができれば、カメラの特性を活かした映像を撮影できるようになるでしょう。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!



