旅ログ

旅Vlog初心者がやりがちな失敗5選【僕も全部やりました】

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こんにちは、かずです。

この記事では、旅Vlog初心者がやりがちな「よくある失敗」を5つ紹介します。

僕自身もすべて経験した失敗ばかりですが、その中から学べたこともたくさんありました。

この記事を読むことで、「同じようなミスを避けるにはどうしたらいいのか?」というヒントを得てもらえたら嬉しいです。

なぜ旅vlogを始めた?

僕はもともと、YouTubeで旅系のVlogを見るのが大好きでした。

美しい景色、趣ある旅館、彩り豊かな食事──
画面越しに見るそれらの世界は、日常とはまるで違う“非日常の幸せ”に満ちていて、
いつしか「自分もこんな体験がしたい」「こんな映像を撮ってみたい」と思うようになりました。

でも当時の僕は、カメラのことなんてまったく分からない素人。
iPhoneで写真を撮ることすらほとんどなく、動画なんてもってのほかでした。

でも、「やってみたい」これが何よりも原動力でした。

でも実際にカメラを持って旅に出てみると、そこには想像もしなかった“失敗”が待っていました。

  • 「なんか、思ってたのと違う」
  • 「これ、動画にならないかも…」
  • 「何を撮ればいいか、分からない…」
  • 「カメラを回すの、めっちゃ恥ずかしい…」

頭の中で思い描いていた“理想の旅動画”と、実際に撮れた素材とのギャップ。
その現実に、がっかりしたのを今でもはっきり覚えています。

だけど、とても楽しかったんです。

そして、「記録すること」が旅そのものをより深く味わうことだと気がつきました。

この記事では、そんな僕の実体験をもとに、旅Vlog初心者がつまずきやすい5つの失敗と、
そこから得た学びをお伝えします。

もしあなたがこれから旅Vlogを始めようとしているなら、
きっと役に立つヒントがあると思います。

❶ 撮ることに必死で「旅を楽しめなかった」

最初の旅では、とにかく「ちゃんと撮らなきゃ!」という思いが先行していました。

景色を見ても料理が出てきても、まずカメラ。
頭の中は「どこから撮ればいいか」「ブレてないか」「音入ってるか」ばかり。

気づけば、目の前の風景を“体験”する前に、カメラ越しに“確認”するようになっていたんです。

でも──それって、本当に旅を楽しんでるのか?

そんな疑問を感じたのをきっかけに、僕は「旅を楽しむこと」を優先するようにしました。

📌 学んだこと

「楽しむ → 撮る」の順番でいい。
旅は“作品づくり”じゃなくて、“自分の記憶を残す”もの。

今では、カメラは旅をより豊かな体験にしてくれる“相棒”のような存在です。

❷ カメラを回してるのが恥ずかしくて、人目を気にしすぎた

観光地でカメラを構えるだけでも少し気が引けるのに、
ジンバルを取り出すとさらに目立ってしまい、最初はすごく恥ずかしかったです。

ちなみに、ジンバルはこのようなものです。↓↓↓


これはカメラの手ブレを抑えて、なめらかな映像を撮るためのガジェットなんですが、
普通の観光地でそれを構えている人って、あまり見かけませんよね。
実際に見ると大きいし、目立ちます。

「本格的すぎて浮かないかな…」
「登録者数が多いYouTuberならともかく、自分みたいな初心者がやっていいのか…」

そんな風に勝手に気負ってしまって、撮りたい場面を諦めてしまったこともありました。

でも、あるときふと気づいたんです。
他の人たちも、案外みんな自分の旅に夢中で、こちらのことなんて気にしていない。
というか、「笑われてもいいや」と思いました。

それからは「静かに・周りに配慮しながら・堂々と」撮影することを意識するようになりました。

自分がカメラを構える姿を受け入れられるようになってからは、
「今、残したい」と思った瞬間をしっかり記録できるようになり、満足感も増えました。

📌 学んだこと

恥ずかしさは、その時を逃すと、あとから“後悔”に変わります。
でも、マナーを守って丁寧に撮れば、誰にも迷惑はかかりません。

周囲への配慮を忘れずに、自分の旅の景色を、自分の視点で切り取っていく──
それだけで旅をもっと楽しめるようになりました。

❸ 何を撮ればいいのか分からなかった

はじめての旅撮影。
右も左も分からない状態で、とにかく「たくさん撮っておけばなんとかなるだろう」と思っていました。

でも、あとから映像を見返してみると、どれも中途半端で、編集しようにも手が止まってしまう。

「このカット、何がしたかったんだっけ…?」
「結局、何を伝えたい動画なんだろう…?」

そう感じた一番の原因は、そもそも“どんな映像にしたいか”のイメージがまったく無かったことでした。

初めての撮影で手探りだったとはいえ、目的がなければ、どこにカメラを向ければいいのかも分からない。
結果、なんとなく撮っただけの映像ばかりになってしまいました。

📌 学んだこと

ざっくりでもいいから、「旅の流れを追いたい」「宿の雰囲気を伝えたい」「料理を中心に見せたい」など、撮る前に少しでもイメージをしておくだけで、撮るべきシーンが自然と見えてくる。

目的があると、旅そのものにも“視点”が生まれて、より深く楽しめるようになります。

❹ 一番の後悔:メイン料理を撮り忘れた(笑)

旅のハイライトともいえる夕食。

初めて泊まった高級旅館で、目の前に並ぶ豪華な料理たち。
「うわ、美味しそう!」とテンションが上がって──気づけば、箸をつけていました(笑)

あとから、「あっ、撮るの忘れてた……」と気づいても、もう取り返しはつきません。

動画では「美味しすぎて撮り忘れました」とごまかしましたが、
本音を言えば、撮影に慣れておらず、テンパっていただけです。

当時の僕には「食事の前に撮影する」という習慣がまったくありませんでした。
頭では「撮らなきゃ」と思っていても、体がついてこなかったんです。

📌 学んだこと


「たくさん撮っておけば安心」と思いがちですが、普段から撮影する習慣がなければ、肝心な場面こそ忘れてしまう
でも、それって本当に旅を楽しんでいた証拠でもあります。(←物は言いようですね笑)

大切なのは、「撮れたかどうか」よりも、
「思わず撮りたくなるくらい心が動いた」という感動の方

今では、食事前にはカメラを構えるようになりました。(習慣って大事ですね)
でも、あの時の“撮り忘れ”が教えてくれたことも、大きな財産です。

❺ 編集も撮影も、“理想と現実”のギャップがすごい

ようやく撮影を終えて、「さあ編集してみよう!」とワクワクしながらパソコンを開いた初日。

そこに待っていたのは、厳しい現実でした。

  • 思ってたより素材が少ない
  • 物音が大きくて音が割れている、周辺のBGMがガッツリ入っている
  • そもそも構成なんて考えてないから、つながらない
  • 他のYouTuberの動画が上手すぎて、自分の動画が一気にショボく見える…

「え、こんなに下手だったの…?」
正直、自信を失いかけました。

さらに追い打ちをかけたのが、編集作業の大変さです。

動画編集なんて人生で一度もやったことがなく、
「どの編集ソフトを使えばいいの?」「どうやってカットするの?」と四苦八苦。

しかも、編集には思っていたよりも時間がかかる
5分の動画を作るのに、何時間もかかったりして、「これは大変だ…」と何度も心が折れそうになりました。

📌 学んだこと

でも、そんな苦戦の中でも気づけたことがありました。

それは、やってみないと絶対に分からないということ。
そして、やればやるほど少しずつでも「自分の好きな旅の切り取り方」が見えてくるということです。

撮った映像がうまくつながらなくても、ブレていても、
見返すたびに「ここ、もっとこう撮ればよかったな」「この瞬間、意外とよかったな」と、気づきと発見の連続でした。

何気なく撮影した動画が、想像よりもはるかに素晴らしい時はテンションがめっちゃ上がります。笑

たとえ思い描いた通りの動画にならなくても、
「撮って、編集して、完成させる」という経験自体が、次の旅と次の動画づくりに必ず生きてくる。

失敗を重ねながらも、「もっとこうしたい」「こんな旅を切り取りたい」という想いが育っていく感覚。
これこそが、旅Vlogの楽しさのひとつだと、今では思います。

📷 まとめ:失敗しても、カメラがある旅は楽しい

旅Vlogを始めた頃は、失敗だらけでした。
でも、その一つひとつが“旅の楽しみ方”を教えてくれました。

カメラがあることで、旅先の景色をじっくり観察するようになり、
ちょっとした街の音や人の動きにも敏感になれた。

旅の中の「当たり前」が、特別なものに変わる瞬間──
それを記録することで、旅の記憶がより鮮やかに、深く残るようになったと感じています。

🌿 最後にひとこと

もし今、「やってみたいけど不安」「失敗しそう」と思っているなら、
安心してください。僕も全部失敗しました。

それでも、今ではカメラ片手に旅をすることが、何よりも楽しい時間です。

記録することで見えてくる旅の楽しさを、これからもこのブログで伝えていけたらと思います。

あなたも、自分だけの旅を、自分の目で、カメラで切り取ってみてください。
きっと、旅がもっと好きになりますよ。

ABOUT ME
かずトリップ
かずトリップ
サラリーマンとして働く日々の合間に、カメラ片手に旅へ。
このブログでは、実際に訪れた宿や風景、愛用している旅アイテム、そして旅をもっと楽しむためのお金の工夫まで、リアルな体験をもとにお届けしています。
「旅に出たくなる」——そんな気持ちを呼び起こすような情報を、届けられたら嬉しいです。
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