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動画では必須?NDフィルターって何ができるのか|白飛び防止だけじゃない、F値をコントロールする使い方

kazu-trip

こんにちは、かずです。

動画を始めると、「NDフィルターは必須です」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ちなみに僕も、過去の記事でしっかり言っています。笑

でも実際のところ、

  • 何のために使うの?
  • 数字がよく分からない
  • プロ向けの道具じゃない?

そんな印象を持っている人も多いと思います。

正直、僕も最初は「よく分からないけど、必要らしい」という認識でした。

そこで今回は、NDフィルターを“難しい機材”としてではなく、表現を助けてくれるシンプルな道具として紹介していきます。

NDフィルターとは?

NDフィルターを一言でいうと、レンズに付けるサングラスです。

効果としては、

  • レンズに入る光の量を減らす
  • 映像を暗くするだけのフィルター

機能としてはとても単純で、画質を変えたり、色を変えたりするものではありません。
(粗悪なものを使うと色被りはしますが、、)

動画では主に以下の目的で使われます。

  • 明るすぎて白飛びしてしまうのを防ぐ
  • シャッタースピードを固定するため

動画でNDフィルターがよく使われる理由

動画では一般的に、

  • フレームレート 24 → シャッタースピード 1/50
  • フレームレート 30 → シャッタースピード 1/60

といったように、フレームレートの約2倍のシャッタースピードに固定して撮ることが多いです。(固定することで自然なブレ感を出すためです)

ですが、明るい屋外ではこの設定だとどうしても露出オーバーになってしまいます。

そこでNDフィルターを使って光だけを減らすことで、設定を崩さずに撮影できるようにします。

ここまでは、よくあるNDフィルターの使い方です。

本題|NDは「F値を自由にする道具」

NDフィルターの面白いところは、白飛び防止だけじゃないという点です。

NDがあることで、明るい屋外でもF値を開けたまま適正露出で撮れる

つまり、「ボケを出したくてF値を下げたい時」にも使えるということです。

比較①|NDなし・F値オートの場合

こちらは、熱海の梅祭りで撮影した梅の映像をキャプチャしたものです。

まずはNDフィルターを使わず、F値をオートにした状態です。

この状態では、

  • 明るさを保つために
  • カメラが自動でF値を絞ります(F値が大きくなる)

その結果、

  • 背景のボケは少なめ
  • 全体的にくっきり
  • スマホ動画に近い印象の映像になります

梅の花自体にはしっかりピントが合っていますが、背景の緑の木や空もある程度情報が残るため、画面全体にピントが合っているように見える状態です。

実際には背景にピントが合っているわけではありませんが、ボケが弱いため、どこを一番見てほしい映像なのかが伝わりにくいという印象を受けます。

これはこれで悪いわけではなく、その場の雰囲気や風景全体を記録する撮影には向いています。

ただ、梅を主役として際立たせたい被写体と背景をしっかり分けたいという場合には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

比較②|NDあり・F1.8固定の場合

NDで光量を抑えているため、明るい屋外でもF1.8のまま露出を適正に保つことができます。

その結果、

  • 背景が大きくボケる
  • 主役がはっきり浮き出る
  • 一気に「カメラで撮った感」が出る

今回は撮影場所や画角が異なりますが、同じ16mmレンズでも、映像の印象は大きく変わると感じていただけるのではないでしょうか。

手前のピントが合っている梅の花はくっきりと描写され、後ろにある赤い梅の花は大きくボケています。

そのボケが重なることで、いわゆる「玉ボケ」と呼ばれる、奥行きを感じる美しい表現が生まれています。

比較して

今回の比較から分かったのは、

  • NDフィルターがあると
    F値を自分で選べるようになる
  • 明るさを調整するだけでなく
    映像表現そのものをコントロールできる

という点です。

  • 料理
  • 小物
  • Vlogの寄りカット

こういったシーンでは、NDフィルターの効果が見た目として分かりやすく現れます。

NDフィルターは上級者向けじゃない

NDフィルターというと、どうしても「プロ向け」「設定が難しそう」という印象を持たれがちです。

でも実際にやることは、とてもシンプルで

  • 付ける
  • 明るさを合わせる

たったこれだけです。

「露出を最適化して白飛びを防ぐための道具」と考えると少し難しく感じますが、「F値を自由にするための道具」と考えると、一気に使いやすくなります。

まとめ|NDは“映像表現を助けるシンプルな道具”

NDフィルターは設定を複雑にするための機材ではなく、撮りたい映像に近づけるための道具です。

明るい屋外で、

  • ボケを出したい
  • F値を開けたい
  • 映像に立体感を出したい

そんな時は、とりあえずNDを付けてみる。

それだけで、映像の表現の幅は大きく広がります。

ぜひ、皆さんも動画にNDフィルターを取り入れてみてはいかがでしょうか。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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かずトリップ
かずトリップ
サラリーマンとして働く日々の合間に、カメラ片手に旅へ。
このブログでは、実際に訪れた宿や風景、愛用している旅アイテム、そして旅をもっと楽しむためのお金の工夫まで、リアルな体験をもとにお届けしています。
「旅に出たくなる」——そんな気持ちを呼び起こすような情報を、届けられたら嬉しいです。
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