Osmo Action 6の音が悪いと感じた理由|3つのマイク位置を実機検証して分かった真実
こんにちは、かずです。
以前の記事で、Osmo Action 6は初心者にとって最初の1台目として意外と良いかもしれないという内容をご紹介しました。
そこから実際にいろいろと検証を進めていく中で、とても重要なポイントに気づきました。
それが音声です。
Osmo Action 6は本体に3つのマイクを搭載しており、「アクションカメラとしては音も良い」と言われることもあります。
しかし実際に使ってみると、
- 音が小さい
- こもる
- 聞こえにくい
と音声が安定しない場面がありました。
そこで今回、実機を使ってマイク位置ごとに音声テストを行い、その原因を検証してみました。
結論から言うと、Osmo Action 6の音は、“性能”よりも“マイク位置”で大きく変わります。
それでは見ていきましょう!
Osmo Action 6のマイク位置
まずは、重要なマイクの位置を確認しましょう。
Osmo Action 6には、以下の3か所にマイク(赤丸の部分)があります。
1️⃣ カメラ上部(レンズ側の小さな穴)
2️⃣ フロント「ACTION」ロゴ付近
3️⃣ 本体底部



特に①の上部マイクは、見た目では非常に分かりづらく、意識していない人も多い位置だと思います。
手持ち撮影時の注意点
実際にカメラ本体だけでVlogなどを撮影する場合、多くの方は以下のような持ち方になるのではないでしょうか。


この持ち方だと、無意識のうちにマイクを塞いでしまいがちです。


実際にマイクの位置を意識していないと、自然と指がかかってしまいますし、本体を直接持つ場合は、思っている以上に気を使わなければならない配置だと感じました。
検証方法
- カメラと話す位置は常に同じ
- 音声設定は変更せず
- マイクを1か所ずつ指で塞ぎながら録音
- ステレオ / モノラル両方で確認
という条件でテストしています。
検証結果
実際に音声テストを行いましたので、ぜひ動画で音の違いも確認してみてください。
▼検証動画はこちら
カメラ上部マイクを塞いだ場合
👉 音が一気に小さくなります。
こもるというよりも、明らかに聞き取りにくくなるという印象でした。
声の輪郭が一気に弱くなり、「ちゃんと録れていない感」がはっきり出ます。
フロントマイクを塞いだ場合
👉 こちらも同様に、音が大きく劣化します。
上部とフロント、どちらか一方を塞ぐだけで、一気に「音が入っていない感」が出ます。
正直、想像以上に影響が大きいと感じました。
本体底部マイクを塞いだ場合
👉 音の変化は、ほぼ分かりませんでした。
底部マイクは、少なくとも話し声の収録においては、あまり大きな役割を担っていない可能性があります。
上部 or フロントを塞ぐだけで起きること
正直な感想として、どこかのマイクが補ってくれると思っていたのですが、実際には、どちらか一方を塞ぐだけで音は大きく劣化しました。
「3マイク搭載=冗長性がある」というイメージとは、かなり違う結果でした。
編集画面での波形を見ても一目瞭然
さらにこちらは、編集画面で確認した音声の波形です。

ぱっと見でも分かるように、マイクを塞いだ状態では、音声の波形が明らかに小さくなっています。
耳で聞くだけでなく、視覚的にも音量低下がはっきり確認できる結果となりました。
ステレオ / モノラルでも結果は同じ。Vlogでは気にしなくていい
- ステレオ
- モノラル
両方の設定で検証を行いましたが、検証結果に大きな違いは感じられませんでした。
マイクを塞いだ時の音の劣化は、ステレオでもモノラルでも、ほぼ同じ印象です。
さらに言うと、「Vlog用途では、ステレオとモノラルの違いはほとんど分からない」というのが率直な感想です。
それよりも重要なのは、
- マイクを塞いでいないか
- どの位置を塞いでいるか
この2点で、音質への影響は圧倒的に大きいと感じました。
手持ち撮影は注意が必要
手持ち撮影をすると、
- 上部マイク → 指がかかりやすい
- フロントマイク → 親指が自然に当たる
という位置関係になります。
撮影中はどうしても画角や風景を気にしているため、”音が死んでいることに気づかない”という状態になりがちです。
解決策
自撮り棒を使う
マイクを塞がなくなるだけで、音はかなり安定します。
手ブレも減り、構図も安定するため、Action 6との相性は非常に良いです。
外部マイクを使う
DJI Mic Mini や Mic 2 / Mic 3 を使えば、音の問題はほぼ解決します。
Vlog用途で音質を重視するなら、外部マイクの導入はかなり効果的です。
まとめ
Osmo Action 6の音声は、
- マイク位置の理解
- 持ち方
この2つで、評価が大きく変わるカメラです。
ステレオかモノラルかという設定よりも、『上部とフロントのマイクを塞がないこと』
これが何より重要なポイントだと感じました。
Osmo Action 6は、決して音が悪いカメラではありません。
しかし、マイク位置を知らずに使うと、本来の実力を発揮できません。
これから使う人、すでに「音が微妙」と感じている人ほど、ぜひ一度、マイク位置と持ち方を確認してみてください。
それだけで、音質はかなり改善するはずです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
