動画・写真好きほど悩むパソコン高騰問題|待っても安くならない時代にどう向き合うか
こんにちは、かずです。
いきなりですが、、
最近のパソコン、かなり高くないですか?
CPUやGPUだけでなく、メモリやSSDを少し余裕をもって積もうとすると、一気に価格が跳ね上がります。
数年前であれば「今は待ち。どうせそのうち安くなる」と判断できたのですが、今回は少し様子が違うなと思います。
特に動画や写真を趣味にしている人ほど、この価格高騰は他人事ではありません。
なぜなら、パソコンは“あれば便利な道具”ではなく、必需品になっているからです。
今回はそんな高騰する機材に対して、どのように向き合っていくのかという記事になっています。
なぜ今回は「待てば安くなる」が通用しないのか
今回のPC高騰、とくにメモリやSSDの値上がりには明確な背景があります。
AI関連の需要が急増し、半導体リソースがそちらに優先的に回されていること、そして円安の影響です。
これまでのように「新製品が出たら旧世代が下がる」「供給が落ち着けば価格も戻る」といった単純な構図ではなく、そもそも一般向けに十分な量が回ってこない可能性すらあります。
つまり今回は、待っていれば安くなるどころか、同じ性能でもさらに高くなるというシナリオも十分にあり得る状況です。
パソコンはもう「趣味の道具」ではない

動画や写真を撮る人にとって、パソコンは単なるガジェットではありません。
- 写真の現像(Lightroom / Photoshop)
- 動画編集・書き出し
- データ管理・バックアップ
これらすべてを担う、制作の中心です。
カメラは多少古くても「撮ること」はできますし、味のある撮影ができます。
しかし、パソコンが遅いのは致命的で、完成させること自体が苦痛になります。
処理待ちが増え、作業が億劫になり、最終的には「やらなくなる」。
意外とパソコンの影響は大きいものです。
必要な機材には投資した方がいい

僕のお金に対する考えはシンプルで、「必要になった機材には投資した方がいい」というものです。
今回のように、価格が下がる見込みが薄い局面では、無理に待ち続けることが正解とは限りません。
使う頻度が高く、作業時間を大きく左右するものほど、早く導入した方が費用も時間も回収できる価値も大きくなります。
決して安い買い物ではありませんが、「必要だ」と感じた感覚は、たいてい正しい。そう思って、思い切って買うようにしています。
スペックを落として安く買うのはNG
一方で、価格を抑えたいあまり明らかにスペックを落とす選択はおすすめできません。
処理の遅さは確実にストレスになりますし、生産性は想像以上に下がります。(経験済み)
結果として作業時間が伸び、再び買い替えを検討するなど「安く済ませたはずなのに一番コストがかかった」という状態になりがちです。
長時間向き合う道具だからこそ、最低限の快適さは妥協しない方がいいと思います。
かといって、必要以上に盛る必要もない
逆に、将来を不安に思うあまり、必要以上にスペックを盛るのもおすすめしません。
使い切れないほどのメモリや、明らかにオーバーパワーなCPU・GPUは、満足感こそ高いものの、実際の作業では差を感じにくいことも多いです。
必要なスペックが明確にわからないからこそ、余裕を見てオーバー気味に選びたくなる気持ちはよくわかりますし、容量が大きくて困ることはほとんどありません。
それでも大切なのは、「少し余裕がある」構成にとどめること。金輪際これ一台で完結させようと考えるのではなく、数年使う前提で現実的なラインを見極めた方が、結果的に一番コスパが良くなります。
リセールバリューも気にしたい

機材選びでは、使っている間だけでなく、使い終わったあとの価値も意識したいところです。
いわゆるリセールバリューを考慮する、という視点です。
たとえばApple製品は中古市場での価格が安定しており、初期投資は高くても、手放すときの値崩れが少ない傾向があります。
結果として、最終的な負担額は意外と小さく済むケースも少なくありません。
レンズについても同じで、純正かつGMクラスのレンズであれば、長く使える設計と高い描写力があり、ボディが変わっても資産として残ります。
ソニーのGMレンズは、将来の高画素センサー時代を見据え、高い解像力と美しいボケ味を両立させることを目標に設計されており、数年先でも第一線で使えるポテンシャルを持っています。
そうしたレンズはリセールバリューも高く、結果的に「良いものを長く使って、良い価格で手放す」という選択が可能になります。
安いレンズは初期費用こそ抑えられますが、総合的に見ると、最初に多少高くても確かな品質のものを選んだ方が、結果的に安く済む場合も多いです。
「高いから損」ではなく、いくらで手放せるかまで含めて考える。これも旅マネー的な大切な視点だと思っています。
SSDは割り切って使う
ひとつの対策として、HDDをうまく併用するという考え方があります。
理想を言えば、すべてをSSDで運用したいところですが、現実的にはコストが重すぎます。
そこで役割をはっきり分けます。
- 作業中のデータはSSD
- 保存・アーカイブはHDD
SSDは読み書きが速く、編集作業には欠かせません。一方でHDDは速度面では不利なため、作業用途には向きませんが、保管用として割り切れば十分に役立ちます。
作業はSSD、保管はHDD。
この使い分けをすることで、体感速度を落とさずに、ストレージコストを大きく抑えることができます。
完璧な環境を目指すのではなく、現実的な解を選ぶ。こうした割り切りも大切だと思います。
悲観せず、知恵と経験で乗り切る

確実に以前より自由に使えるお金は減りました。
それでも、工夫次第で乗り切ることはできます。
今ある機材で試行錯誤することで、考える力や表現の幅が広がり、結果的にスキルが伸びることもあります。
制約があるからこそ、身につくものもあるはずです。
嘆いても、価格は下がりません。だからこそ、知恵と経験で向き合う。
カメラを手にして旅をすることを、やめないために。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
