PLフィルターってなに?どんな効果があるのか撮影してみた!
こんにちは、かずです。
前回の記事では、動画撮影でよく使われるNDフィルターについてお話ししました。
今回は、NDフィルターと並んで名前が挙がることの多いPLフィルターについてです。
PLフィルターの主な効果は以下のものです。
- コントラストを高め、色を鮮やかにする
- 水面やガラスの反射を軽減、または抑える
特に風景撮影では、効果を実感しやすいアイテムとして知られています。
とはいえ、
- 具体的に何をしているのか分からない
- どう使えばいいのかイメージできない
- 付けてみたけど、あまり変わらなかった
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- PLフィルターとは何なのか
- どんな効果があるのか
- うまく使えた場合と、そうでない場合の違い
を、画像を交えながら、分かりやすく解説していきます。
PLフィルターとは?

PLフィルター(偏光フィルター)を一言でいうと、反射を抑えるためのフィルターです。
カメラ越しに見ると、水面やガラスは光が反射することで白っぽく見えたり、ギラついた印象になりがちです。
そうした特定の方向に反射した光だけをカットし、被写体本来の色や質感を見えやすくしてくれるのがPLフィルターです。
NDフィルターが「光の量」を減らす道具だとしたら、PLフィルターは「光を整える」道具だと言えます。
PLフィルターを使うと何が変わるのか
PLフィルターを使うことで、主に次のような変化が出ます。
- 水面の反射が抑えられる
- 海や空の色が濃く見える
- コントラストがはっきりする
- 映像全体が引き締まった印象になる
特に効果が分かりやすいのが、海・空・ガラス・水辺といったシーンです。
ただし、PLフィルターは付けただけで必ず効果が出るというものではありません。
海で撮影してみた|うまく使えていない例
実際に、PLフィルターを使って海で撮影してみました。
PLフィルターあり(効果が弱い向き)
まずは、PLフィルターを何も付けていない状態です。

次に、PLフィルターを装着したものの、フィルターの向きが合っていない状態です。

この状態では、
- 海面の反射があまり抑えられていない
- 付けていない状態よりはわずかに良いものの、見た目はPLなしと大きな差がない
- 白っぽく、少し眠い印象
「PLフィルターを付けたのに、思ったほど変わらない」と感じる場合、その多くはこの状態です。
海で撮影してみた|PLフィルターがしっかり効いている例
次に、PLフィルターを少しずつ回しながら、効果が一番強く出る向きに調整した映像です。
PLフィルターあり(効果が出ている向き)


フィルターを回していくと、画面右側の海の中が徐々に見えるようになっていきます。
この状態では、
- 海面の反射がはっきりと抑えられる
- 海の色がぐっと濃く、深く見える
- 水の透明感が増し、立体感のある印象になる
同じ場所、同じ時間、同じカメラ設定でも、PLフィルターの向きが違うだけで、見え方はここまで変わります。
なぜPLは「効いたり、効かなかったり」するのか
PLフィルターは、反射している光の向き(偏光)を選んでカットするフィルターです。
そのため、効果は常に一定ではなく、
- 太陽の位置
- 被写体との角度
- カメラの向き
これらの条件によって、強く効く場合と、ほとんど変わらない場合が生まれます。


特に水面を撮影する場合、太陽光に対して約30〜40°の位置から狙うと効果が出やすく、
太陽に対して90°の方向で撮影すると、
- 水面の反射が抑えられる
- コントラストが上がる
- 色がより濃く、鮮やかに見える
といった変化が現れます。
PLフィルターの使い方はとてもシンプル
使い方自体は、実はとても簡単です。
- PLフィルターを装着する
- モニターを見ながら、ゆっくりフィルターを回す
- 一番反射が抑えられたところで止める
これだけでOKです。
「付けたのに変わらない」と感じる場合も、向きを少し変えるだけで一気に効き始めることがほとんどです。
まとめ|PLフィルターは「回して使うフィルター」
PLフィルターは、
- 付けるだけで万能になるフィルターではなく
- 向きを調整して使うフィルター
特に、『海や川などの水辺』『空を広く写す』『風景ガラス越しの撮影』こういったシーンでは、効果が見た目としてはっきり分かります。
- フィルターを回して
- 画面の変化を確認する
それだけで、写真や動画のクオリティは確実に一段上がると思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
