旅撮影術

撮影がうまくなる最強の方法は「発信」|知識が“現場で使える力”に変わる瞬間

kazu-trip

こんにちは、かずです。

最近、撮影するのがどんどん楽しくなってきました。
その理由は、「ブログを書くようになったから」です。

最初は“記録”や“振り返り”のつもりだったのに、
気づけばそれが、撮影スキルを伸ばす“最強の学び方”になっていました。

ブログやSNSで発信していると、自分の考えが明確になってきませんか?

誰かにわかりやすく伝えようとすると、
自然と「調べる」「考える」「言語化する」ことになります。
このプロセスこそが、なんとなく知っていた知識を「ちゃんと使える理解」に変えてくれます。

そしてその積み重ねが、実際の撮影現場でもしっかり役に立ちます。

今日は、そんな“発信が撮影スキルを底上げした実体験”をご紹介します。

✅ なぜ発信が理解を深めるのか?
✅ 現場でどんなふうに活かされたのか?
✅ 初心者こそ発信すべき理由とは?

これらをリアルな経験を通してご紹介します。

ブログで学んだ知識が“実践で使える力”になった瞬間

今回のVlogでは、静かで落ち着いた雰囲気の旅館を訪れました。
とても素敵な空間でしたが、部屋の照明は全体的に暗めで、ちょっと焦りました。

というのも、これまでの自分の設定は…

・撮影モード:Sモード(シャッタースピード優先)
・フレームレート:30fps
・シャッタースピード:1/60秒
・ISO感度:Log撮影のベースISOである800
・F値:基本オート任せ

この設定のままカメラを構えると、画面が真っ暗。
でも今回は、すぐに「ISOを3200まで上げよう」と判断できました。

そのときの画像はこちらです。

ISO800
ISO3200

さらに室内の一部でフリッカー現象も発生。
以前の自分ならパニックになっていたと思いますが、
「これ、1/50に変えれば抑えられる」とすぐに対応できました。

さらに、Mモード(マニュアル)で撮影すれば良くなるかもと思いMモードに変更しました。

なぜ落ち着いて対処できたのか?

それは、以前にブログで「暗所撮影の設定」や「フリッカーの原因と対処法」について、
自分なりに調べてまとめていたからです。

そちらの記事はこちら⇩

発信する中で身についたのは、単なる知識ではなく、“使える理解”でした。

✔ ISOを上げる
✔ シャッタースピードを変える
✔ Mモードでバランスよく調整する

こうした「理解→整理→行動」の流れが自然にできるようになっていたことに、自分でも驚きました。

そして何より、「ちゃんと理解して撮れている」という手応えが、撮影の楽しさをグッと深めてくれました。

ミラーレスは“撮影すること自体が楽しい”と気づいた

今回のVlog撮影では、思いきってマニュアル撮影に挑戦してみました。

ずっと Osmo Pocket を使ってきた僕にとって、
「自分で全部設定する」マニュアル撮影は、なかなかのチャレンジ。

Osmo Pocketは、スマホ感覚で誰でも綺麗に撮れる“お手軽最強カメラ”。
特別な設定をしなくても、安定した映像が撮れて、旅のお供にはぴったりです。

でも、ミラーレスはそうはいきません。
設定をミスれば、簡単に失敗します。

それでも今回感じたのは、

✅ 自分で操作して撮る“手応え”がある
✅ 上手く撮れたときの達成感が段違い
✅ 撮影そのものが「作品づくり」になる感覚

という、“撮影すること自体が楽しい”という気持ちでした。

もちろん、Osmo Pocketの手軽さは本当に素晴らしいです。
ただ、「自分の手で撮ってる感覚」や「撮影技術が少しずつ身についてる実感」があったのは、圧倒的にミラーレスでした。

「設定ひとつで映像がガラッと変わる」
だからこそ面白いし、だからこそ成長を感じられる。

今回の撮影で、カメラに“撮らされてる”から“自分で撮ってる”感覚に一歩近づけた気がしました。

「発信」は、知識を“武器”に変える最短ルート

ブログやSNSで発信するというのは、
単なるアウトプットではなく、“理解を深める作業”だと思っています。

誰かに伝えるには、言葉を選ばなきゃいけない。
伝わるように構成を考えなきゃいけない。
そうやって頭を使うからこそ、情報が定着する。

だからこそ、現場で冷静に判断できるようになりました。

「この暗さなら、ISOはどこまで上げる?」
「このフリッカー、どうやって抑える?」

発信って、知識を“現場で使える武器”に変えるプロセスなんだと実感しています。

発信して良かったと思うこと

✅ 設定の意味が腑に落ちて、応用力がついた
✅ 「なんとなく不安」が減り、撮影がもっと楽しくなった
✅ S→P→Mと撮影モードの幅が広がった
✅ 自分の成長を“実感”できるようになった

そして何より、「撮るって楽しい!」という気持ちが強くなったのが一番の収穫です。

まとめ:発信は、自分のための“最強の復習”になる

誰かに向けて書いたブログや投稿が、
いつの間にか「未来の自分のための最強メモ」になっていました。

カメラって奥が深いから、正直、最初は難しい部分もあります。
でもだからこそ、考えること、工夫することが楽しい。

そして、その過程を「言葉にして発信する」ことで、
知識が自分の中に定着し、次の撮影がもっと楽しくなる。

もしあなたがカメラや映像制作に興味があるなら、
ぜひブログやSNSでの発信も試してみてください。

発信は、
“自分の理解を深めるための最高の練習”であり、
“撮影がもっと楽しくなる入口”でもあります。

きっと今よりもっと、自分のカメラが好きになると思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

ABOUT ME
かずトリップ
かずトリップ
サラリーマンとして働く日々の合間に、カメラ片手に旅へ。
このブログでは、実際に訪れた宿や風景、愛用している旅アイテム、そして旅をもっと楽しむためのお金の工夫まで、リアルな体験をもとにお届けしています。
「旅に出たくなる」——そんな気持ちを呼び起こすような情報を、届けられたら嬉しいです。
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