旅撮影術

動画編集に必要なMacの推奨スペックまとめ|CPU・GPU・メモリをやさしく解説

kazu-trip

こんにちは、かずです。

動画編集を始めたいけど、「どんなパソコンを選べばいいのかわからない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

CPU、GPU、メモリ……似たような専門用語が並んでいるだけで、正直それだけで敬遠してしまいますよね。

この記事では、動画編集をするうえで本当に必要なパソコンのスペックをできるだけわかりやすく解説していきます。
※内容は Mac(Apple Silicon)に限定しています。

そのうえで、

  • どんな使い方なら
  • どのくらいの性能があれば十分なのか

具体的な数値を交えながら、一緒に整理していきましょう。

なお、本記事では現在購入しやすいM4世代を基準に説明していますが、M5はM4の1段階上の快適さと考えてそのまま当てはめられる内容になっています。

ちなみに、「動画ではなく写真編集がメイン」という方にも参考になるはずです。
写真編集は動画編集ほど高いパソコン性能を必要としないため、スペック選びの判断基準としても役立つと思います。

難しい話は抜きにして、イメージしやすい例え+必要な数値でまとめていきます。

CPU(Apple Silicon)|Macの「頭脳」

Macでは、CPUはApple Silicon(Mシリーズ)が担っています。
動画編集において、このCPU性能が作業全体のテンポと快適さを決めます。

  • カット編集
  • テロップ処理
  • 色補正
  • 書き出し時の計算処理

こうした編集作業のほぼすべてに、CPUは関わっています。

特に、色補正やモーショングラフィックスなどの重い処理を行うと、CPU性能の差は待ち時間の差としてはっきり体感できます。

CPUの考え方

現在Apple公式で販売されているMacは、M4世代以降が中心になっています。

そのためこれから選ぶなら、「M◯以上」だけでなく、CPUコア数も合わせて見ると判断しやすくなります。

CPU性能の目安

最低限(始められるライン)

  • M4(10コアCPU前後)

フルHD〜軽めの4K編集なら対応可能。
ただし、ノイズリダクションやエフェクトを重ねると余裕は少なめです。

現実的・おすすめ

  • M4(10コア以上) / M4 Pro(12コア以上)

Vlogや旅動画の編集であれば、プレビューのカクつきや待ち時間はかなり減ります。
迷ったらこのクラスを選ぶと後悔しにくいです。

余裕を持ちたい人・長く使いたい人

  • M4 Pro(14コア以上) / M4 Max

4K素材を複数重ねる編集や、ノイズリダクション・カラー調整を多用する人向け。
数年使う前提なら、ここまで選ぶ価値は十分あります。

👉 Macでは「Mシリーズの世代」+「CPUコア数」が快適さの目安になります。単純に「最新だから安心」ではなく、どこまで表現したいかでクラスを選ぶのがポイントです。

補足

  • M4世代は効率が良く、同じコア数でも体感はかなり快適
  • ただし、重い編集はコア数の差がそのまま効く
  • Macは後からCPUを変えられないため、余裕を持たせるのが正解

GPU(Apple Silicon)|映像処理の「筋肉」

Macでは、GPUもApple Siliconに統合されています。このGPU性能が、編集時の気持ちよさを大きく左右します。

特に影響が出るのは、

  • 動画プレビューの滑らかさ
  • ノイズリダクション
  • カラーグレーディング
  • エフェクト処理
  • 書き出し速度

編集していて、

  • 再生がカクつく
  • エフェクトを入れた瞬間に重くなる

こうした現象の多くは、GPU性能が原因です。

4K動画や、複数のエフェクトを重ねる編集では、GPUの差がそのまま快適さの差として現れます。

GPUの考え方

Apple Siliconでは、

  • Mシリーズのクラス
  • GPUコア数

によって、映像処理性能が大きく変わります。そのため、「M◯だから大丈夫」ではなく、GPUコア数も合わせて見るのがポイントです。CPUの時と同様ですね。

GPU性能の目安

最低限(軽めの編集)

  • M4(10コアGPU前後)

フルHD〜軽めの4K編集まで対応可能。
ただし、ノイズリダクションや重いエフェクトを使うと余裕は少なめです。

現実的・おすすめ

  • M4(10〜14コアGPU) / M4 Pro

Vlogや旅動画編集なら、このクラスでかなり快適。
カラー調整やエフェクトを重ねても、ストレスを感じにくくなります。

余裕を持ちたい人・表現重視

  • M4 Pro(16コアGPU以上) / M4 Max

ノイズリダクション多用、4K素材を複数重ねる編集向け。
「表現を足しても動く」環境を作りたい人はここ。

👉 GPUは「表現を足した瞬間に重くなるかどうか」を決める存在です。
Macでは、Mシリーズのクラス+GPUコア数が、そのまま編集体験に直結します。

補足

  • Macは後からGPUを強化できないため、余裕を持つのが正解
  • Apple SiliconはGPU性能も世代ごとに着実に向上している
  • ただし、重い編集ほどGPUコア数の差が効く

メモリ(RAM)|作業机の「広さ」

メモリは、作業中のデータを一時的に置いておく場所です。よく言われるように、作業机の広さに例えると分かりやすいです。

机が狭いと、

  • 物を出すたびに片付けが必要になる
  • 作業が頻繁に止まる
  • だんだんイライラしてくる

これとまったく同じことが、メモリ不足の編集環境では起こります。

動画編集では、

  • 高解像度の素材
  • 複数のクリップ
  • エフェクトやカラー調整

これらを同時に扱うため、メモリ容量は想像以上に重要です。

特にMacは、メモリがCPU・GPUと共有される構造のため、余裕のなさがそのまま動作の重さにつながりやすいのが特徴です。

メモリ容量の目安

最低限(始められるライン)

  • 16GB

軽めの編集なら可能ですが、余裕は少なめ。
エフェクトを重ねると、すぐに限界を感じやすいです。

現実的・おすすめ

  • 32GB

Vlogや旅動画編集なら、この容量でかなり快適。
「重いから諦める」という場面が大きく減ります。

重い編集・長期使用

  • 64GB

4K素材を多用する人や、数年使い続けたい人向け。
表現の幅を狭めたくないなら安心できる容量です。

👉 メモリ不足は、「できない妥協」を一番生みやすいポイントです。

ストレージ(SSD)|データを置く「作業場」

ストレージは、動画や写真データを保存する場所です。
特に重要なのが、SSDの速度と容量

編集作業では、

  • 素材の読み込み
  • キャッシュの保存
  • 書き出し

これらすべてが、ストレージ性能に影響されます。

Macの内蔵SSDは非常に高速ですが、容量が少ないと外付けSSDに頼ることになり、

  • 管理が面倒になる
  • 環境によっては速度が落ちる

といったストレスが発生しやすくなります。

さらにMacは、後から内蔵SSDを増設できないため最初の容量選びがとても重要です。

SSD容量の目安

最低限

  • 512GB

使えなくはないですが、素材管理にはかなり工夫が必要です。

現実的・おすすめ

  • 1TB以上

素材・キャッシュ・書き出しまで含めて、ストレスなく使えるバランスのいい容量です。

余裕を持ちたい人

  • 2TB以上

外付けに頼らず完結させたい人や、長期運用を考えている人向け。

👉 SSD容量不足は、「管理ストレス」に直結します。

ポートの数・種類|地味だけど、効いてくる

動画編集をするようになると、確実に周辺機器は増えていきます。

よく使うものだけでも、

  • SDカードリーダー
  • 外付けSSD
  • 外部モニター
  • 充電しながらの作業

これらを同時に使う場面は、かなり多いです。

そのときに重要になるのが、本体にどんなポートが、いくつあるかという点です。

チェックしておきたいポイント

  • USB-C / Thunderbolt の数
  • SDXC(SDカードリーダー)の有無

ポートが足りないと、どうしてもハブ前提の環境になります。

ハブは便利ですが、

  • 接続が不安定になることがある
  • デスク周りがごちゃつく
  • 毎回の抜き差しが地味にストレス

といった問題も出てきます。

Mac別・ポートの考え方

  • MacBook Pro
    • HDMI、SDカードスロットあり
    • ポート数も比較的多く、編集向き
  • Mac mini
    • ポートが豊富で拡張性が高い
    • 据え置き編集なら非常に快適
  • MacBook Air
    • ポート数は最小限
    • 編集用途ではハブ前提になりやすい

👉 編集用途なら「最初からポートが揃っているモデル」が楽です。

冷却性能(排熱設計)|軽視されがちだが、重要

ここはあまり語られませんが、編集用途ではかなり重要なポイントです。

冷却性能が弱いと、

  • 本体が熱くなる
  • 熱で性能が落ちる(サーマルスロットリング)
  • 書き出しが遅くなる
  • 長時間編集で動作が不安定になる

といったことが起こります。

Macの冷却構造の違い

  • MacBook Pro / Mac mini
    • ファンあり
    • 長時間の高負荷作業でも性能を維持しやすい
  • MacBook Air
    • ファンレス設計
    • 静かだが、長時間編集では性能が落ちやすい

特に、

  • 長時間の書き出し
  • ノイズリダクション
  • 4K素材を重ねた編集

こうした作業では、冷却の差がそのまま処理時間の差になります。

👉 スペックが高くても、冷却が弱いと意味がない

💡 ポイント|本当に効いてくるのはここ

動画編集では、

  • CPUやGPUの性能も大切
  • でも、メモリとSSD不足は快適さを一気に奪う

というのが現実です。

処理が重いのではなく、余裕がないことがストレスを生む。

だからこそ、

  • 処理速度(CPU・GPU)
  • 作業の余裕(メモリ・SSD)

この両方に、少し余白を持たせることが、長く、楽しく作り続けられる環境につながります。

結局、どのMacを選ぶべきか|用途別・具体スペック一覧

ここまで解説してきたCPU・GPU・メモリ・SSDを、用途別に「数字で」まとめます。

軽めの動画編集・写真編集がメインの人

  • フルHD中心
  • カット編集・簡単な色調整
  • 写真編集がメイン
推奨スペック

おすすめMac→MacBook Air(M4)

  • CPU:10コアCPU
  • GPU:10コアGPU
  • メモリ:16GB(余裕を持つなら24GB)
  • SSD:512GB(写真RAW多めなら1TB)

👉 Airはファンレスなので、長時間編集・重いノイズ処理は不向き。「軽め・短時間」が前提。

Vlog・旅動画をしっかり作りたい人(いちばん多い層)

  • 4K動画編集
  • テロップ・BGM・カラー調整
  • ノイズリダクションを使いたい
推奨スペック

おすすめMac→MacBook Pro(M4 / M4 Pro)

  • CPU
    • M4:10コアCPU
    • M4 Pro:12コア以上
  • GPU
    • M4:10コアGPU
    • M4 Pro:16コア以上
  • メモリ32GB
  • SSD1TB以上

👉 冷却ファンあり・ポートも充実。
「表現を足しても重くなりにくい」安心ライン。

重い編集・長く使いたい人(表現重視)

  • 4K素材を複数重ねる
  • 強めのノイズリダクション
  • 数年使い続けたい
推奨スペック

おすすめMac→MacBook Pro(M4 Pro / M4 Max)または Mac mini(M4 Pro)

  • CPU14コア以上
  • GPU
    • M4 Pro:20コア以上
    • M4 Max:30コア以上
  • メモリ64GB
  • SSD2TB以上

👉 「PCの性能が原因で妥協する」ことがほぼ無くなる構成。

スペック選びの考え方(重要)

数字を見て迷ったら、次を基準にしてください。

  • CPU・GPU → 表現をどこまで盛りたいか
  • メモリ → 同時にどれだけ処理したいか
  • SSD → ストレスなく管理したいか

特に、メモリとSSDは後から増やせない
ここをケチると、数年後に必ず後悔します。

まとめ|数字で考えると失敗しにくい

  • 軽め編集 → 10CPU / 10GPU / 16GB / 512GB
  • 本気Vlog → 12CPU / 16GPU / 32GB / 1TB
  • 表現重視 → 14CPU / 30GPU / 64GB / 2TB

カメラは「映像の質」を決めますが、Macは 「どこまで表現できるか」 を決めます。

だからこそ、数字で判断できるところは、数字で決める。

これが、後悔しないMac選びのコツです。

以上参考になれば嬉しいです。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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かずトリップ
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サラリーマンとして働く日々の合間に、カメラ片手に旅へ。
このブログでは、実際に訪れた宿や風景、愛用している旅アイテム、そして旅をもっと楽しむためのお金の工夫まで、リアルな体験をもとにお届けしています。
「旅に出たくなる」——そんな気持ちを呼び起こすような情報を、届けられたら嬉しいです。
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