α7C IIでホテルルームツアーを失敗なく撮る設定|迷わない撮影フロー完全ガイド【S-Log3】
こんにちは、かずです。
ホテルや旅館のルームツアーVlogを撮っていると、こんな経験ありませんか?
- 設定をいじっているうちに、撮りたい瞬間を逃した
- ピントが甘くて、編集で使えるカットが少ない
- 暗い室内でノイズだらけになってしまった
僕も何度も同じ失敗をしてきました。
特に旅先では「撮り直しができない」ので、設定に悩む時間そのものがロスになります。
そこでこの記事では、
Sony α7C II × 単焦点レンズ(F1.8)× S-Log3 という構成で、
国内ホテル・旅館のルームツアーを安定して撮るための設定と撮影フローを解説します。
「とりあえずこの設定にしておけばOK」という状態を作ることで、撮影に集中できて、結果的に“使えるカット”が増えます。
まず最初に:3つの設定を決めてしまう

ルームツアー撮影で迷子になる原因のほとんどは「部屋に入ってから設定を考えること」です。
チェックイン前に以下の3つを固定しておくだけで、撮影がグッとスムーズになります。
① フレームレートとシャッタースピード
- フレームレート:30fps
- シャッタースピード:1/60秒
理由としては、
- 30fps:ホテルの雰囲気を自然に残せる
- 1/60秒:180度ルール+照明フリッカー対策
※関東・関西どちらでも基本1/60でOK
② Log設定とベースISO
S-Log3ではこの2つを使い分けます
- ISO 800 → 明るい部屋(基本はここ)
- ISO 3200 → 暗い室内(どうしても暗いとき)
👉 重要ポイント
ISO 3200は「高感度でもマシ」なだけで、画質はISO 800の方が確実に上です。
→ 基本は「ISO 800でどう撮るか」を考える
③ F値を固定する
- 推奨:F2.8〜F4
F値の範囲を固定する理由は、開放(F1.8)だと被写界深度が浅すぎて、ピンボケ素材が量産されます。
少し絞るだけで「多少ズレても使える映像」になります。
場面別の設定フロー

【明るい部屋・窓際】
チェックイン直後の明るい時間帯は一番撮りやすい場面です。
モード :Mモード
SS :1/60秒
ISO :800(固定)
F値 :F2.8〜F4(固定)
ND :使用(窓からの光が強い場合)
AF :ゾーンAF + 被写体認識オフ
窓際は逆光になりやすいので、斜めから光を受ける角度で撮ると部屋全体が自然に明るく映ります。
【暗めの室内・間接照明の旅館】
高級旅館ほど照明が暗く、ここが一番の難関です。
モード :Mモード
SS :1/60秒
ISO :3200に切り替え
F値 :F2.8(これ以上は開けない)
ND :外す
AF :ゾーンAF + 被写体認識オフ
ここで画質を分けるのは「光量」です。
小型ライトを1灯入れるだけで、
- ISO 800に戻せる場面が増える
- ノイズ激減
- 編集が楽
【バスルーム・洗面台】
鏡が多く、AFが乱れやすい場面です。
モード :Mモード
SS :1/60秒
ISO :3200
F値 :F2.8〜F4
AF :スポットAF(鏡に引っ張られないよう手動でポイント指定)
被写体認識:オフ(鏡の反射を誤認識するため)
ここで使いたいのがスポットAFです。ゾーンやワイドでは鏡にピントを持っていかれるため手動で狙う方が安定します。
AF設定:これだけ覚えておけばOK
基本はゾーンAF
ワイドAFは鏡・ガラス・窓に引っ張られやすいため、ルームツアーではゾーンAFがベストです。撮りたいエリアを自分で指定できるので意図通りにピントが合います。
被写体認識は場面で切り替える
| 場面 | 被写体認識 |
|---|---|
| 自分が映らない風景メインのカット | オフ |
| 自分がフレームインするカット | オン(人物) |
| 鏡・ガラスが多い場面 | オフ |
AF追従感度は低めに
感度が高いと、カメラが少し動いただけで背景にピントが飛びます。ルームツアーのようなゆっくりした動きには追従感度を低めに設定するのがおすすめです。
よくある失敗と対策
- ピンボケが多い
→ F値が開放 → F2.8〜4に固定 - ノイズがひどい
→ ISO 3200頼り → ライトでISO 800へ - AFが暴れる
→ ワイドAF → ゾーン or スポット - 照明がチカチカ
→ フリッカー → SS 1/60固定 - 窓が白飛び
→ ND未使用 → 可変NDで調整
まとめ:チェックイン前に決めておく設定リスト
- フレームレート:30fps
- シャッタースピード:1/60秒(固定)
- F値:F2.8〜F4(固定)
- ISO:明るい部屋→800 / 暗い部屋→3200
- AFエリア:ゾーンAF
- 被写体認識:風景メインはオフ
- ND:窓際は使用、暗い室内は外す
設定を“考えない状態”を作ることが一番重要です。
これだけで
👉 撮影に集中できる
👉 使える素材が増える
👉 編集が楽になる
ルームツアーVlogは、設定で8割決まります。
次の撮影でぜひ試してみてください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
