DJI Mic / Mic Mini / Mini 2の最適な音量設定まとめ|Sony・Canon・Nikonなどメーカー別推奨値も解説
こんにちは、かずです。
旅行Vlogや動画撮影で人気のDJIマイクシリーズですが、使い始めると意外と悩みやすいのが「音量設定」です。
特に検索すると、
- カメラ側は1にするべき
- -12dBに合わせる
- マイク側で調整する
といった情報をよく見かけます。
しかし実際に使ってみると、全員が同じ設定で最適になるわけではありません。
僕はSonyミラーレスとDJI Micを使用していますが、一般的に推奨される設定では音が小さすぎる場面がありました。
そこで今回は、DJI公式資料を参考にしながら、
- DJI Mic / Mic Mini / Mini 2などの最適な考え方
- メーカー別の推奨ゲイン
- 実際に試して分かった調整ポイント
をまとめます。
なぜDJI Micは音量設定が重要なのか
DJIマイクシリーズは非常に音質が良い一方で、設定次第で録音品質が大きく変わります。
特に重要なのが、どこで音量を持ち上げるかです。
動画撮影では大きく分けて2箇所で音量を調整できます。
- カメラ側
- マイク(レシーバー)側
一般的にはカメラ側は低め、マイク側で調整が推奨されています。
理由は、カメラ側で音量を上げすぎるとノイズも一緒に増幅されやすいためです。
一方でDJIマイク側は録音機器として設計されているため、カメラ内蔵プリアンプよりもクリーンに調整しやすい傾向があります。
そのため、
という考え方になります。
-12dBが目安と言われる理由
録音設定でよく出てくるのが「-12dB」です。
これは、カメラ上で確認できる録音レベルメーターの目安です。
自分の声を録音した際に、普段の会話や少し大きめの声が-12dB前後に収まるよう調整することで、安全マージンを確保しやすくなります。

デジタル録音では、0dBを超えると音割れ(クリッピング)が発生します。
一度音割れすると、後編集でも基本的に修復できません。
そのため一般的には、以下の範囲に収めるのが理想とされています。
- 通常会話:-18〜-12dB
- 大きい声:-10〜-6dB
これにより、急に声が大きくなった場合でも音割れしにくくなります。
特にVlogでは、
- 周囲の音が大きく、声を張る場面がある
- 屋外で環境音が変化しやすい
- テンションが上がって急に声が大きくなる
といったケースも多いため、余裕を持った録音レベルに設定しておくことが重要です。
DJI公式のメーカー別推奨設定
DJI公式では、各カメラメーカーごとに推奨ゲイン値を案内しています。以下はDJI公式からの資料を抜粋しました。


| メーカー | カメラ側の音量レベル |
|---|---|
| Canon | 録音レベルメーターの4つ目の目盛り(-12dB付近)まで調整 |
| Sony | 音量ボリュームを1dBに設定 |
| Panasonic | 録音レベルを-12dBに設定 |
| Nikon | マイク感度を3付近に設定 |
| Fujifilm | 外部マイク入力レベルを-28.5dBに設定 |
まずはカメラ側を上記の推奨設定に合わせたうえで、レシーバー側のゲインを上げるなどして音量を調整します。

そのうえで、まだ音声が小さい場合や録音レベルが不足する場合は、カメラ側の音量も必要に応じて微調整すると良いでしょう。
DJI公式の推奨値は、あくまで最適な設定を探すためのスタート地点として考えるのがおすすめです。
実際にSonyミラーレスカメラで試した結果

僕はSonyミラーレスカメラ + DJI Mic Miniを使用しています。
最初はよく言われる通り、
- カメラ音量:1
- DJI Mic Mini(レシーバー):+12(最大)
で試しました。
しかしこの設定だと、普通に話しても-20dB前後でした。(声が小さい)
これはかなり小さいため
- 後編集で持ち上げる必要がある
- ノイズが目立ちやすい
という状態です。
そこでカメラ側を2に変更したところ、普段の会話が-12dB前後で安定しました。
- カメラ側:2
- DJI Mic Mini(レシーバー):+12
- 通常会話:-12dB前後
声が小さい・低い人は設定が変わる
ここはかなり重要です。音量設定は、声質によってかなり変わります。
ちなみに僕はこんな感じです▼
- 声量が小さめ
- 低めの声質
- 店員さんに「すみません」と言っても気づかれにくいタイプ(笑)
こういった場合、一般的な設定だと入力が弱くなりやすく、録音レベルが不足しがちです。
そのため、カメラ音量1固定にこだわりすぎないことも大切だと感じました。
自分の声量に合わせて、2〜5程度まで上げても全然大丈夫です。
ECM-M1との違い
普段はSony ECM-M1も使用しています。

ECM-M1のAUTOモードは非常に便利で、自動で音量を整えてくれるため、細かい設定を気にせず撮影しやすいのが魅力です。
一方で、
- 環境音も持ち上がりやすい
- 音量変化がやや不自然になる
と感じる場面もあります。
そのため、
- 自分以外の声や周囲の環境音も残したい場合:ECM-M1
- 自分の声をメインに録り、環境音をできるだけ抑えたい場合:DJI Mic
という形で使い分けています。
旅行Vlogでは、撮影シーンによって求める音が異なるため、この使い分けがかなり便利だと感じています。
まとめ
DJI Micシリーズでは、
- カメラ側は低めに設定する
- マイク(レシーバー)側で音量を調整する
- 最終的に録音レベルが-12dB前後になるよう合わせる
のが基本的な考え方です。
しかし実際には、カメラメーカー・声量・声質・使用環境によって最適な設定は変わります。
僕の場合は、
- Sonyミラーレス側:2
- DJI Mic Mini(レシーバー):+12
- 通常会話:-12dB前後
が最もバランスの良い設定でした。
特に、声が小さめ・低めの方は、ネットでよく見かける定説だけにこだわらず、自分の声量や撮影環境に合わせて微調整してみるのがおすすめです。
DJI公式の推奨値はあくまでスタート地点として活用し、自分にとって録りやすい設定を見つけてみてください。
